基礎知識 原皮の話

ピックスキンの基礎用語

豚  革(ピックスキン)

ピックスキン。 国内で自給できる唯一の革素材。

東京都内で全国の7割が作られています。

独特の三つ穴の毛穴が特徴的。 多様な加工により需要を広げています。

軽くて通気性があり、靴の内側部や衣料品にも幅広く使用されています。

弊社のピックスキンはピックスエードをメインに在庫しております。

基礎用語

ぎん面(吟面・銀面):革の表面となる部分で、独特のシワや凹凸があります。

顔料仕上げ :雨や汗などの刺激に強く、汚れにくく、汚れが落としやすい。

各パーツの色あわせがしやすい。 ※弊社のピックスエードにも吟面顔料仕上げをすることは出来ますが、皮革らしくなくなってしまうためお勧めはしておりません。 

スエード: 革の裏面をサンドペーパーで起毛させたものです。

ヌバック: 革の吟面をサンドペーパーで起毛させたものです。

とこ革: 皮を2層に分割したもので、吟面を持たないほうを原料にした革。

(なめし)

クロームなめし: 広く自然界に存在し安全な3価クロムを用いたなめし方法。

製造期間が短く、コスト面で優れています。

柔軟性、断熱性、耐熱性、染色性にも優れています。

タンニンやほかのなめし剤と組み合わせて使用されることもあります。

タンニンなめし: 植物の樹皮、葉等から抽出したタンニン(渋)でなめす方法。

固く、伸びが小さくです。

使い込むうちにエイジングが起こるのが特徴です。

 
 
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